セントラル空調 その2

暖冷房の目的と省エネ

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【暖房(冷房)の目的】
 簡単に挙げると「快適な温熱環境を作る」です。室内温度条件は冬が20℃前後、夏は26℃程度で湿度は夏冬とも50%程度、さらに室内の気流感については冬0.08~0.13m/s、夏は強め、空気状態はクリーンであるなどの条件が合わさり「快適な温熱環境」といえるでしょう。ただしこの条件を作りだすために、消費エネルギーが増大することを念頭に置かなければなりません。

【省エネと暖冷房】
快適な温湿度条件を作り出すには多くの消費エネルギーが必要なのでしょうか?
工夫次第では省エネルギーで行うことが可能です。住宅が高断熱・高気密であることが条件で移住者においても冬に生活廃熱、自然エネルギーの利用をし、夏には日射遮蔽の工夫を行うことにより低コストで快適環境の維持を行うことが可能です。

住宅性能のバランス

住宅の気密性が不十分だと下記のようになり、断熱性能をフルに発揮できません。
高断熱・高気密の両方が大切です。

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